カバノアナタケと産地
カバノアナタケと産地
カバノアナタケは寒い地方でしか生育できないため、日本では北海道を中心とした北部地域、海外ではロシアやノルウェー・フィンランド・中国北部などの寒冷地域で採取されます。
食品偽装問題や農薬入り食品などの騒動もあり、一般的に「食材は国産の方がよい」というイメージが出来上がっていますが、カバノアナタケについては一概にそうだとも言えません。
カバノアナタケと産地の関係について簡単に紹介します。
カバノアナタケは寒いほど良く育つ
カバノアナタケは寒い地方ほど生育が良好です。
北海道はロシアなどに比べて温度差が大きく、カバノアナタケの菌核が十分に生育しない傾向があります。
もちろん北海道産=生育が悪いというわけではないのですが、元々の採取料が少ない事もあって良質のカバノアナタケは手に入りにくくなっています。
現在ではロシア産のカバノアナタケが主流であり、品質的にもかなり高いものがほとんど。流通量が増えた事で、価格の面から見ても以前よりはるかに入手しやすくなっています。
ロシア産でも採取地域に注意
1986年4月26日、ウクライナ(旧ソビエト連邦)のチェルノブイリ原子力発電所で原発事故が発生、大量の放射能が大気中に放出され、付近は高濃度の放射能に汚染されました。
この痛ましい事故から20年以上経過していますが、ロシア政府は放射能汚染の可能性があるウラル山脈付近以西での自然植物(カバノアナタケ茶含む)の採取を今でも行っていないそうです。
一口に「ロシア産」と言ってもロシアのどこで採取されたかまで明記していない商品もあります。
過去に放射性物質の許容量を超えているカバノアナタケが検疫で引っかかった事もあるものの、人体に影響がない程度だったそうですので必要以上に心配する必要はないと思いますが、念には念を入れて産地には注目した方がよいでしょう。
ロシアの樺太・シベリア産が高級
カバノアナタケは、ロシアの樺太産・シベリア産が最も高級と言われています。
先の放射能汚染の事を考えても、樺太産・シベリア産であれば安心して飲む事が出来ますので、カバノアナタケは樺太・シベリア産がおすすめです。
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